いの町の友人宅へ
6時半起床。
天気は晴れ、霜が降りている。
パンをかじったら31番目のお寺に向けて出発。
例によってお寺は山の上なので、麓から歩く。
朝のお勤めなのか、お坊さんが太鼓をどんどん叩いていてかっこいい。
良い時間に行ったかも。
32番のお寺までは道しるべが少なく、走っていて心細い。
お寺は平地にあると思っていたが、またしても丘の上にあった。
麓から歩く。
高知市街の眺めが良い。
33番のお寺に行く途中には1時間に1本渡し舟がある。
橋でも行けるのだが、是非乗ってみたい。
だって寅さんみたいじゃないか!
そういえば昨日は寅さん地蔵が有った。
最新作では寅さんはお遍路をする予定だったとか。
さて、時計を見ると、出港まではそれほど時間がない。
急がねば!
こちらに来てから一番頑張ったかも。
なんとか間に合って無事乗船。
乗船時間はたった5分だったが大満足。
ちなみに自転車だと橋を経由しても時間は変わらないと思う。
33番のお寺は平地に有ったので一安心。
やたら生姜を売っていた。
34番のお寺も平地。
平地万歳!
次は35番を飛ばして36番のお寺へ。
道しるべが無いので不安。
逆打ち(88番から回る事)もこんな感じなのかも。
お寺にはなんとか無事到着。
周りに何も無いので、静かで雰囲気良し。
ただし本堂は長い階段の上…
次は35番へ向かう。
途中になんとマクドナルド発見\(^-^)/
心と携帯に充電完了。
お寺はやはり急な坂の上。
途中から歩いて登る。
距離が無くて助かった。
参道には白猫が、そして納経所には大きな犬が居た。
見晴らしが良く、昼間通った橋が見えた。
ずいぶん走って来たなあ。
お寺から戻る途中、渡し舟で同乗した歩き遍路の方に、すれ違い様に呼び止められた。
「テントを張るならこの先の休憩所が良いよ」
舟では目も合わせて貰えなかったのだが、
同じ苦労している者同士、何か感ずるものが有ったのだろうか。
残念ながらもうその休憩所を通る予定は無いのだが、有難く助言を頂いた。
その後は「いの町」へ。
以前奄美で出会った旅人が住んでいて、夜にお邪魔する事になっているのだ。
いつ行けるか見通しが全く立たず、昨夜になって「明日行きます」とメールを出したのだが、未だに返信が無い。
昨夜は忘年会だったそうなので、メールチェックをせずに寝てしまったのだろう。
忙しい方なので昼間電話したが出なかった。
最悪会えない可能性もあるので、テントを張る場所と、夜まで時間を潰せる場所を探して街をうろうろ。
なんとこの街は、鉄道の他に路面電車まで走っている!
テントを張れそうな場所は無事発見、かんぽの宿でお風呂に入り、時間を潰す事に決定。
早速かんぽの宿に行くと、なんと今日に限ってトラブルで入浴出来ないとか(T_T)
近いお風呂を探して貰ったら、7〜8キロは離れていると言う…
ロビーで休む許可を頂いて、待たせて貰う事にした。
夕方ダメ元で電話してみたら、無事繋がった\(^-^)/
今夜は泊めて頂ける事に。
まだ小さいご子息に泣かれなくて良かった。
本日の走行距離は66キロ。
昨日は絶不調だったスピードメーターだが、今日はサボらず頑張っていた。
鉛筆と言う名の接点復活剤が効いたのだろうか。
中で結露でもしたのかもしれない。
今夜からはテントの中に入れてやらないと。