いの町の友人宅へ

sumireneko2009-12-07

6時半起床。
天気は晴れ、霜が降りている。
パンをかじったら31番目のお寺に向けて出発。
例によってお寺は山の上なので、麓から歩く。
朝のお勤めなのか、お坊さんが太鼓をどんどん叩いていてかっこいい。
良い時間に行ったかも。
32番のお寺までは道しるべが少なく、走っていて心細い。
お寺は平地にあると思っていたが、またしても丘の上にあった。
麓から歩く。
高知市街の眺めが良い。
33番のお寺に行く途中には1時間に1本渡し舟がある。
橋でも行けるのだが、是非乗ってみたい。
だって寅さんみたいじゃないか!
そういえば昨日は寅さん地蔵が有った。
最新作では寅さんはお遍路をする予定だったとか。
さて、時計を見ると、出港まではそれほど時間がない。
急がねば!
こちらに来てから一番頑張ったかも。
なんとか間に合って無事乗船。
乗船時間はたった5分だったが大満足。
ちなみに自転車だと橋を経由しても時間は変わらないと思う。
33番のお寺は平地に有ったので一安心。
やたら生姜を売っていた。
34番のお寺も平地。
平地万歳!
次は35番を飛ばして36番のお寺へ。
道しるべが無いので不安。
逆打ち(88番から回る事)もこんな感じなのかも。
お寺にはなんとか無事到着。
周りに何も無いので、静かで雰囲気良し。
ただし本堂は長い階段の上…
次は35番へ向かう。
途中になんとマクドナルド発見\(^-^)/
心と携帯に充電完了。
お寺はやはり急な坂の上。
途中から歩いて登る。
距離が無くて助かった。
参道には白猫が、そして納経所には大きな犬が居た。
見晴らしが良く、昼間通った橋が見えた。
ずいぶん走って来たなあ。
お寺から戻る途中、渡し舟で同乗した歩き遍路の方に、すれ違い様に呼び止められた。
「テントを張るならこの先の休憩所が良いよ」
舟では目も合わせて貰えなかったのだが、
同じ苦労している者同士、何か感ずるものが有ったのだろうか。
残念ながらもうその休憩所を通る予定は無いのだが、有難く助言を頂いた。
その後は「いの町」へ。
以前奄美で出会った旅人が住んでいて、夜にお邪魔する事になっているのだ。
いつ行けるか見通しが全く立たず、昨夜になって「明日行きます」とメールを出したのだが、未だに返信が無い。
昨夜は忘年会だったそうなので、メールチェックをせずに寝てしまったのだろう。
忙しい方なので昼間電話したが出なかった。
最悪会えない可能性もあるので、テントを張る場所と、夜まで時間を潰せる場所を探して街をうろうろ。
なんとこの街は、鉄道の他に路面電車まで走っている!
テントを張れそうな場所は無事発見、かんぽの宿でお風呂に入り、時間を潰す事に決定。
早速かんぽの宿に行くと、なんと今日に限ってトラブルで入浴出来ないとか(T_T)
近いお風呂を探して貰ったら、7〜8キロは離れていると言う…
ロビーで休む許可を頂いて、待たせて貰う事にした。
夕方ダメ元で電話してみたら、無事繋がった\(^-^)/
今夜は泊めて頂ける事に。
まだ小さいご子息に泣かれなくて良かった。

本日の走行距離は66キロ。
昨日は絶不調だったスピードメーターだが、今日はサボらず頑張っていた。
鉛筆と言う名の接点復活剤が効いたのだろうか。
中で結露でもしたのかもしれない。
今夜からはテントの中に入れてやらないと。