雨が降る中、峠越え

sumireneko2009-12-12

早朝目の前の高校のチャイムが鳴るが、頑張って7時まで寝る。
テントを撤収したら、台がかなり傾いていた。
奇妙な夢ばかり見て良く眠れなかったのはそのせいか?
曇り空の中43番目のお寺へ。
ここも丘の上に有るので、途中から歩いていく。
その後はひたすら移動。
今日中に次のお寺には着かないだろう。
走り始めてすぐに雨が。
しばらく走ったが止みそうに無いので、フル装備する。
ちょっと走ったら止んだ(-_-;)
暑いので脱ぐ。
そしたらまた降ってきた(T_T)
それを数回繰り返す。
不安定なお天気らしい。
そんな感じで一つ目の鳥坂峠をクリア。
卯之町に降りると、マクドナルド発見(^O^)
心と携帯に充電。
12時になったら急に混んできたので出発。
次の目的地は内子でお風呂♪
もう何日も入っていないので、昨日から地図を見てチェックしておいたのだ。
ゆっくり入ってリフレッシュするのだ(^O^)
判りづらい場所だったので、駅前でタクシーの運転手さんに尋ねると、
「そこはもうやってないよ」
(T_T)
聞くと、これから向かう先にも無いらしい。
参考にした遍路地図は2年前のものだし、仕方がない。
期待してただけにショックは大きい。
この先はお風呂どころかコンビニすらなさそう。
町外れで明日の朝食分まで買い込み、移動開始。
ひたすら漕いで、道の駅小田に到着。
ここは標高190メートルだが、先には標高660メートルの真弓峠が待っている。
峠を越えても、向こうは標高400メートル。
夜営したら寒そうだ。
しかし、まだ14時。
幸い雨は降っていないし、行けるところまで行ってみよう。
途中湧水も汲んだし、どこでも夜営が可能だ。
いつ終わるか判らない長い坂道をひたすら登る。
途中で息が白いのに気がついた。
そんな中をTシャツ+白衣で大汗をかきながら登っていく。
たまに霧雨が降る程度だったので、なんとか漕いでいられたのだが、しばらくして急に本降りに。
カッパ着用での登りは、熱さと蒸れで地獄(;_;)
だが仕方ない。
フル装備する。
登り始めると、目の前はもう峠の頂上だった!
ほとんど汗をかかずに済んだ。
その後は長い下りがひたすら続く♪
スピードが落ちてもギリギリまで漕がない。
漕ぐ気力が無い。
時間はそろそろ16時。
夜営場所を探しながら走る。
何件か良さそうな物件をチェックしつつ、道の駅みかわまで行ってみた。
屋根も有るしここに決定!
中はストーブが焚かれ暖かい。
しかし椅子が無いので座れない。
菓子パンを買って、ストーブにあたりながら食べる。
下りで体が冷えたようだ、温かい物が飲みたい。
紅茶のペットボトルを購入し、東屋の椅子に移動。
バーナーで温めて飲んだ。
やはり寒い時にはバーナーとコッフェルが有ると便利だ。
17時を過ぎ、道の駅も閉店、日も暮れて暗くなった。
目星をつけていた場所にテントを張る。
すると、「そこに泊まるのかい?」
お掃除のおばちゃんが残っていたらしい。
出て行けと言われるのかなと心配したが、
「そこは通路だから許可出来ない。こちらに張りなさい。」
と、身障者の駐車スペースの隅を指示された。
確かにそこなら身障者の方の車が来ても問題無い。
そして何より、今夜も公認を頂いた!
これは非常に有難い。
段差も何も無いので、車にぶつけられる不安は有るが(^_^;)
本日の走行距離は76キロ。
明日のお寺は山の上だし、標高720メートルの三坂峠も待っている。
晴れる事を祈って寝よう。