孤立なう

午前は埼玉県からいらしたご夫婦を、知床五湖にご案内。
朝から風が吹いていて、徐々に強くなる予報。
「途中で中止になって引き返す可能性あり」
と事務所で注意を受け、ガイド同士で相談した結果、
「サクサク歩いて早めに戻る」事に。
現地に着いてみると、幸い風は弱くなっていました。
雪も弱く、視界もそれほど悪くありません。
「いつ風が強くなるのか？」
どきどきしながら歩きましたが、
結局最後まで強風は吹きませんでした。
しかし、10分後に戻ってきたグループによれば、
「最後はとんでもない風だった！」とか。
我々はギリギリ間に合ったみたいです。
実際帰り道はホワイトアウトに近い状態で、
警報が出たため午後のツアーは中止になりました。
帰宅して片づけをしていると、急に風が強くなりました。
地吹雪が顔面に吹き付けた途端、
何故か急に胸が苦しくなり、
死ぬかと思いました。
ビックリした〜！
明日も荒れる予報です。
幸い仕事は入っていないので、
ワカサギ釣りに行きたかったのですが、
ちょっと厳しそうです。
そもそも道路も閉鎖されてますし。
テレビで「1200人が孤立状態」と言っていますが、
そのうちの一人が私です。

画像は昨日の五湖です。